あまロータリークラブ
活動報告
2019-11-11
あまロータリークラブの活動をお届けするウェブマガジン
ベトナムへ幼稚園の改修・建築工事に行ってきました。
11月21日(月)国際奉仕活動として、ベトナムへ行ってきました。ベトナムは、人口・面積とも日本の約8割、緯度は台湾よりも南で暑い。首都ハノイまでベトナム航空で約5時間。時差は2時間遅い。今回訪問したのは、首都ハノイから北西へ車で約300km走った中国国境沿いの山岳少数民族の村(ナモ村)です。
この事業は、前年の2018年10月に現地調査へ向かい、2019年5月9日に園舎の改修及び建築工事に着工したのものです。今回は、新しくなった園舎の完成の視察及び、贈呈式に出席するためにナモ村へ向かいました。
ハノイに前泊し、ナモ村へ向け7:00にホテルを出発。予定では7時間ほどで到着するはずでしたが、山道を2時間程進んだところで、突如排水菅の道路埋設工事で足止め。「1時間待ってくれ」という。結局ハノイから10時間かかって、シンマン郡のホテルに到着。移動も一苦労です。
ホテルの夕食会場で今回の事業を協業したNPO代表のグエン・キム・トゥイ女史、ナモ村の村長とご挨拶。
ベトナム3日目の朝。朝食は薄紫色のフォー。写真左側は、青と紫色に染まったやや硬めのちまき。
朝食を済ませ、ナモ村へ出発。途中、車では進めなくなりバイクに乗り換えました。崖沿いの道を進みますが、泥でぬかるみ、轍にハンドルを取られ、急坂を上ったり、下ったり、落ちそうになったりすること20分。
車からバイクに乗り換える田中会長
悪路を進むあまロータリークラブのメンバー
やっとナム村に到着!
今回、改修及び増築した幼稚園の旧園舎がこちら。明らかに建物が傾いており、木製の壁は隙間だらけでした(2018年10月現地調査の際に撮影)。
そして、こちらが新しくなった鉄筋コンクリートの園舎。旧園舎にあった壁の隙間はなく、園児たちも楽しそうでした。今まではなかったトイレも新設しました。
贈呈式にはたくさんの村人たちが集まり、賑やかな催し物となりました。
11月25日(金)深夜0:15分にハノイ空港を出発、同日早朝7:00に中部国際空港に無事到着しました。
【今回の国際奉仕活動のプロジェクトを終えての感想】
今回、初めて国際奉仕活動に参加させていただき、貴重な経験を得ることができました。
まずもって、今回のプロジェクトにご参加いただいた会員の皆さん、ならびに事業に携わった多くの方々に感謝を申し上げます。
そもそも、ロータリーの会員でなければ、このような活動は縁遠い存在だったでしょう。
単に金銭を送るだけでなく、多くの時間と旅費と労力を費やして、現地に赴き、現地のNPO法人の人々とともに事業に参加したことは、ロータリアンとして大きな喜びを感じております。
写真にも紹介してありますように、崖沿いの山道を乗り越えて現地に到着。
「よくぞ、こんなところまで来たな」というのが、実感でした。
また、子供たちの純粋な無邪気さは万国共通。プレゼントを一つずつ手渡した時、鼻水を垂らしながら、砂ぼこりにまみれた服で、満面の笑みで受け取る姿は、今でも忘れることのできない光景の一つです。
皆様からご寄付いただいた義援金は、子供たちへのプレゼントとして活かさせていただきました。心温まるご支援に感謝申し上げます。
このような貴重な経験のできる国際奉仕活動に、今後とも多くの皆様が参加されますことを願っております。
国際奉仕委員長 稲垣秀樹
この事業は地元メディアにも取り上げられました。
【TV】
https://vtv.vn/video/cung-em-den-truong-17-11-2019-404654.htm
放映日:11月17日
番組名:君と一緒に学校へいきましょう
放映時間:5分程。
その他:田中会長のインタビュー2分30秒位~。
【新聞】