あまロータリークラブ
活動報告
2020-12-7
あまロータリークラブの活動をお届けするウェブマガジン
「教室で森を育てよう」特別授業を地元小学校で開催しました。
あまロータリークラブは、海部郡蟹江町及びあま市の小学校の児童を対象に自然に触れ合い環境について学んでもらうことを目的とした特別授業を行いました。
あまロータリークラブの今年度の活動テーマは、「建築と環境と人間」。
このプロジェクトはクローバーTVにて放送されました。
今回のプロジェクトは、地元の小学生を対象に「私たちの暮らしと自然とのつながり」を学習してもらうことが目的です。
「森の大切さ」について、池﨑幹事の司会進行のもと、山田会長の紙芝居を交えた挨拶に始まり、池﨑幹事の出前授業、大工の棟梁に扮した竹田青少年委員長の「杉板の貼り方の注意点」について説明が行われました。子供たちも大変熱心に聴いていて、心に響いてくれたものと感じております。私たちも「森の役割」や「環境」についてクイズなどを交えて子供達と一緒に学ぶことができました。
毎日、鉄筋コンクリートの校舎で学校生活を送る子供達。
そんな子供達に対して、私たちは少しでも山や森林、木、緑に触れ合う機会を提供したいと考えています。今回、子供達に実際に木の質感や香りを感じてもらうためにも教室の黒板横のスペースを活用して、間伐材の杉板を使った掲示板をみんなで製作しました。
金槌と釘を手にして杉板を貼ってく子供達。真剣な眼差しで作業が進んでいきます。
子供たちは、最初のうちはこわごわと打っていましたが、繰り返すうちに早く打てるようになり、トントンと鳴り響く音も心地よく、皆さん本当に楽しそうに取り組んでくれていました。
あまロータリークラブのメンバーも子供達と一緒に杉板の掲示板作りに取り組みました。
教室で「木の香りが感じられる空間にしよう!」ということが私たちの実現したかったこと。
最近の校舎は、鉄筋コンクリートで、山や森林、木、緑に触れ合う機会がめっきり少なくなっています。今回、わずかではありますが、木の香りを感じながら校舎の学校生活を子供たちが送ることができることに、われわれも喜びを感じることができました。子供たちも貴重な体験をしたものと感じています。
自分たちの暮らしと自然とのつながりに子供たちが少しでも興味を持つきっかけになればと考えています。
特別授業の最後には子供達から今回の体験を通して木のぬくもりや香りを感じながら製作した掲示板について感想が述べられました。
蟹江町立舟入小学校 加藤浩実 校長
今回のプロジェクトは海部郡及びあま市の小学校を対象に行われました。
次の予定は、2021年1月8日。海部郡大治町にある大治西小学校にて行う予定です。
第1回 令和2年11月6日(金)
場所 蟹江町立舟入小学校 海部郡蟹江町舟入3-70
時間13:30~15:30
※7教室にて実施、5年生・6年生の26名程度が参加
第2回 令和2年11月27日(金)
場所 あま市立宝小学校 あま市七宝町遠島大切戸1296
時間 13:30~15:30
※9教室で実施
第3回 令和3年1月8日(金)
場所 大治町立大治西小学校 海部郡大治町大字西條字松下100
時間 13:30~15:30(予定)
※21教室で実施
本プロジェクトは、杉板の加工・調達と現地での指導監督に渡邉工務店の皆様の協力を得て実現しました。